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視点

執筆者の写真: 代表取締役 丸山裕平代表取締役 丸山裕平

更新日:2020年2月26日

私が今後どのような家を作ろうと思っているかについて。


これまでは、県産材の木を使い、柱や梁といった建物を支える部分が見え、

床板にも無垢の木を使用、壁は漆喰塗りか木の板という組み合わせで作ってきました。


このような材料を使うことで、環境に配慮でき、メンテナンスが少なく、長持ちがする家、

古びた感じがせず、雰囲気が出る家などといった数字で表しにくい側面がありました。

そのため、出会うお客さんには、体験してもらうことを勧め、OBのお客さん宅訪問を重ねてきました。


今後はこのような良い点を残しつつ、数値で表せる性能により力を入れていきたいと考えています。


今までは開口部のサッシはアルミと樹脂の複合サッシで、ガラスはLow-eのペアガラスという仕様で、本来であれば今年実施予定であった、省エネ基準達成義務化の数値はクリアできる仕様でしたが、これは世界基準からすると低水準の値であります。


詳しい記事については下記にリンクを貼っておきます。


この記事が2014年のものなので、あれから5年経った今でも、状況は変わっておらず、

私たち建築業者は何を作っているのだろうか、進歩しているのだろうかという疑問を抱きます。


国の政策や経済的な理由などで、中古物件への関心が高まっておりますが、

中古物件でも残した方が良いものと、そうでないものがあると感じます。


中古物件を目の当たりにするたびに、先人たちは何を作ってきたのだろうか。

そんな事が頭に浮かびます。


後世に誇れる仕事。

そんな仕事をし続けていく為にも、日々勉強であると実感いたします。

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